観光学がまなべる大学の進学情報サイト

Newsお知らせ

跡見学園女子大学:JATA主催の「アメリカ旅行企画コンテスト」で、観光デザイン学科3年ゼミ生の企画が準グランプリを獲得

海外渡航自由化60周年を記念した一般社団法人日本旅行業協会(JATA)主催の『アメリカ旅行企画コンテスト』において、観光デザイン学科・篠原靖准教授のゼミ生7名による旅行企画が、準グランプリに選ばれました。

篠原ゼミ生による旅行企画のタイトルは『60年前のアメリカンドリーム! 今蘇る! 令和の女子大生の“夢満載”のアメリカ旅』。
ミュージカル観劇や野球観戦、ファッションや食文化体験といった、7人の女子大生それぞれがアメリカで叶えたい夢を一つのツアーに詰め込んだ「わがまま旅」がテーマです。
セガストローム芸術センターでミュージカルを観劇、アパレル問屋が密集するファッション・ディストリクトで買い物をし、最終日はドジャース戦を観戦するなど、ロサンゼルスを中心に東海岸を巡る6泊8日の旅程を企画。卒業旅行として出せる予算を1人30~40万円と設定し、格安航空券や現地のレンタカー利用などコストカット策を明示して、1人約36万円に抑えた旅行プランを提示しました。さらに、2030年には「ちょっと大人なプチ贅沢ツアー」、2040年には「日常から離れた夢のラグジュアリーツアー」も企画。年齢を重ねるごとに、訪れる場所や体験内容がグレードアップする7人の旅プランも紹介しました。

最終審査は6人の審査員を前にした7分間の公開プレゼンテーションには、代表して観光デザイン学科3年の千野心優さんと金子彩花さんが登壇し、テンポよく息の合ったプレゼンを披露し、企画力、独創性、プレゼン力の3要素で審査が行われて2位に選ばれました。授賞式で審査員からは、「2人の素晴らしいプレゼン力に審査員一同感動しました」とのコメントが寄せられました。

企画には2人のほか、永井夏芽さん、関根咲絵さん、芹澤優希美さん、寺島佑月さん、磯田萌絵さんが参加しました。応募を決めてからの約5か月間、若年層の海外旅行に対する意識調査を実施し、リアルな旅でしか得られない楽しさを伝えようと、魅力的なプランの企画やプレゼンテーションの準備を重ねて、見事7人で準グランプリを獲得しました。

指導にあたった篠原准教授は、「講義で学んだことを踏まえて自分たちで企画を考え、プレゼンテーションも力いっぱいにできた。跡見の目指す実学教育のレベルの高さを全国に示した活動だったと思います」と、主体的に取り組んだゼミ生を称えていました。