雪国観光圏、首都圏スタートアップを誘致、ワーケーション実証結果公開
観光地域づくり法人「雪国観光圏」は、ワーケーション誘致の一環として実証事業をおこない、その結果を公表しました。同実証事業は観光プラットフォームサービスのスタートアップ企業・WAmazingと連携して実施されました。
雪国観光圏は、新潟県・群馬県・長野県の7市町村を圏域とし、広域圏で観光ブランディングを推進する観光地域づくり法人(DMO)。「雪国ガストロノミー」など、雪国ならではの地域資源を発掘し、魅力づくりをしています。
この度、雪国観光圏における長期滞在型の観光と首都圏スタートアップ企業の働き方の親和性は高い、と仮説を立て、裏付けるためのアンケート調査と現地実証事業を2020年12月~2021年2月にかけて実施。通信などワーク環境についての課題が浮き彫りとなる一方で、特に地元の人やほかのスタートアップ企業との交流は高い満足度を示し、88.4%が再来訪意向を示した、としています。
両者は、引き続き⾸都圏スタートアップ企業を対象とし、地域の魅力素材と交流をプログラム化、働きながら地域で過ごす新たなワーケーションを提案していく、としています。