関心高まる移住・二拠点居住、東京都民の36%が興味あり、人気は奥多摩や鎌倉・三浦
コロナ感染拡大で関心が高まったワーケーションや二拠点居住の実態を調査するため、リクルート住まいカンパニーが、「東京都民が移住・二拠点居住したいエリアランキング調査」をおこない、その結果を公表しました。
調査の対象は東京都内に居住する人で、2021年1~2月に実施。10,572人の回答を分析しています。
地方移住や2拠点居住についての具体的な行動や関心について、「実施が決まっている」「実施を検討しており、問い合わせや現地見学などの行動をとっている」がそれぞれ1%、「情報収集をしている」、「具体的な検討はしていないが、関心がある」を合わせると36%が関心を持っていることがわかりました。
また、52%がコロナ禍をきっかけに関心が生じた、高まったと回答しています。
「移住」、もしくは「二拠点居住」したいエリアについては、移住したいエリアの1位は「東京都 八王子・奥多摩エリア」、二拠点居住したいエリアは「神奈川県 鎌倉・三浦エリア」が1位という結果に。
また、「移住」も「二拠点居住」も3位以下には「北海道 石狩エリア」、「沖縄県 離島・諸島エリア」などが並びました。
また、テーマ別ランキングでは、「子育て環境が良いから」では栃木県宇都宮エリア、「自然が豊かだから」では長野県南信エリア、「移住者をこころよく受け入れてくれそうだから」では富山県富山エリア、「自治体が積極的だから」では北海道釧路エリアがトップに。
地方エリアの特色や取り組みが、都民にどう認識されているかが浮かび上がる形となりました。