三重県、地域の特色生かした「みえモデル」でワーケーション推進、特設サイトも
観光産業ニュース「トラベルボイス」が、ワーケーション推進を本格的に開始した三重県の取り組みについて伝えています。
本格始動に際しおこなわれたオンライン・キックオフイベントで、同県の鈴木英敬知事は、伊勢神宮の式年遷宮の考え方で、新しい発想や生まれ変わりを意味する「常若(とこわか)」をキーワードに、「みえモデル」を県内各地域で構築する、と説明。
モデルプラン、宿泊施設、ワークスペースなどを提供する県内事業者とワーケーションに関心のある企業や個人とをマッチングする新たな特設サイトも紹介しました。
同県では、各地域がそれぞれの特徴を生かした受け入れ体制を整備。たとえば、志摩市では家族と過ごす「ファミリー型」、津市では地域課題の解決でビジネス展開を目指す「地域包括型」、南伊勢町では漁村生活を体験する「漁村ワーケーション」、尾鷲市では多拠点居住を進める「還流型」などをテーマとしています。
また、伊勢志摩国立公園など国立・国定公園の自然の中でのワーケーションも提案するなど、観光と仕事との両面で三重ファンを創出していく、としています。
詳細:トラベルボイス「三重県、ワーケーション誘致を本格始動、ファミリー型や漁村型など地域の特色生かした「みえモデル」で推進」