プエルトリコ政府観光局、ワーケーション誘致キャンペーン開始

 プエルトリコ政府観光局、ワーケーション誘致キャンペーン開始

Discover Puerto Rico キャンペーンページより

カリブ海に浮かぶプエルトリコの政府観光局が、ワーケーションを積極的に誘致するため、「Deskover Puerto Rico」キャンペーンを開始しました。

これは、在宅勤務が長引く中で、自宅のデスクから離れてリゾートのデスクを提案する、というコンセプト。応募者の中から6名のワーケーション希望者に2週間のプエルトリコ滞在を提供するキャンペーンで、ワーケーションへの関心が高まる中で、デスティネーションへの注目を集めたい狙いです。

プエルトリコは、カリブ海の魅力を備え、独自の文化と歴史を有しながら、実は米国の領土。米国民にとっては、パスポートやビザ取得の必要がないため、ワーケーション地として名乗りを上げる他のカリブ海の国々より有利となっています。

世界的にも多くの人々が1年以上リモートで働いており、この傾向は今後も続くと予想されます。アメリカの有力世論調査のひとつであるハリス世論調査によれば、在宅勤務をしているアメリカ人の74%がワーケーションを検討すると答えています。

今回のキャンペーンは米国国籍の人を対象としていますが、安全対策を備えたワーケーションの積極誘致で、旅行業の活路を見出そうとする動きは、世界的にもしばらく続きそうです。

詳細:Discover Puerto Rico「Win a Trip to Work from Puerto Rico」

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