アマデウス、今夏の旅行に向けた4つのトレンドを発表、「ワーケーション」も旅行回復の切り口に

 アマデウス、今夏の旅行に向けた4つのトレンドを発表、「ワーケーション」も旅行回復の切り口に

航空予約システムのアマデウスは、独自のデータを用いた調査より、2021年後半の期間に予想される4つの旅行トレンドを発表しました。

アマデウスのホスピタリティデータによると、年初来のネット予約数が60%増加。旅行者の自信が高まっており、今夏からの旅行回復に楽観的な見方をしめしました。

また、パンデミックを受けて旅行に起こっている4つのトレンドとして、安全な旅行を促進する「Bubble Travel(バブルトラベル)」、仕事と休暇を組み合わせた「Workcation(ワーケーション)」、コロナ禍で大きな支出ができなかったことによる贅沢を志向する「Indulgent Travel(贅沢な旅)」、環境や社会に配慮した旅行を志向する「Conscious Travel(意識ある旅)」を紹介しました。

ワーケーションについては、アメリカの調査会社Harris Pollによると、74%のアメリカ人がワーケーションを検討。ワーケーションの目的地として人気の高いカリブ海へは、短期旅行が2019年に比べて急減している一方で、14日以上の長期滞在は43%増加。また全世界の旅行者の間では、30日間の滞在の検索数が41%増加しました。パンデミックを経て場所にとらわれない働き方が浸透し、休暇先で仕事と組み合わせた長期滞在をする傾向が高まっていると指摘しています。

【詳細】Amadeus 「4 trends sparking new life into travel」

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