長野県・伊那（いな）市、マイクロバスで移動可能なワーケーション、モバイルオフィス事業を開始、車両の貸出へ

長野県・伊那（いな）市は、マイクロバスを仕事や寝泊まりができるよう改造し、移動可能なワーケーション拠点として使う「モバイルオフィス」事業を開始すると発表しました。車両を企業や移住希望者に一定期間貸し出し、テレワークを行いながら伊那の暮らしを体験してもらう仕組みです。

トヨタ車体（愛知県刈谷市）、伊那バス観光（伊那市）などと連携して、車両の整備・運行管理や商品企画を進めています。

長野県の南部に位置する伊那市は南アルプス・中央アルプスに囲まれた自然豊かな町。定住人口・多様な担い手の創出による地域の活性化を目指して、ワーケーション誘致のための様々な事業を行っています。

マイクロバスを利用してのワーケーションは、仕事や生活の場所を特定せずに市内のさまざまな場に出向けることとから、農林業体験や企業見学、地域交流、余暇活動などが柔軟にできるとしています。移住・定住を見据えた、関係人口の増加や企業のサードオフィス誘致につなげること目指しています。

詳細：マイクロバスで移動可能なワーケーションを　伊那市の来年度事業、車両を貸し出し