ワーケーションに関する定量調査、経験者は全体の17.4%、効果を高める鍵は「職務効力感」
人と組織に関する調査研究をおこなうパーソル総合研究所が「ワーケーションに関する定量調査」をおこない、その結果を公開しました。この調査ではワーケーションの実態やタイプに留まらず、効果やそれらを高める要因について分析しています。
調査は2023年6月に全国の就業者を対象に行い、ワーケーション経験者3500名、未経験者1000名、合計4500名から得た回答を元としています。
同調査報告によれば、ワーケーション経験者は全就業者の17.4%に留まっているものの、そのうち4〜5割が仕事においていい変化や成果を実感し、ワーク・エンゲイジメントの高まりを実感していることが明らかになりました。
そして、ワーケーションの効果を高める鍵は「職務効力感(今回の経験を経たものが、仕事で活かせると思った)」であり、ワーケーション中の「非日常感」「体験の多さ」「現地交流の体験」「偶発的な体験」などがこれを高めるという結果が得られたとしています。