旅先テレワーク施設〜サブスク宿泊

旅先テレワークでよく利用される施設では、どのような環境整備やサービスの提供が求められるでしょうか。サブスクリプション(サブスク)宿泊という選択肢についてご紹介します。

旅先テレワークと親和性が高い「泊まり放題」サービス

サブスク宿泊とは、月々定額を払えば、全国各地のホテルや旅館などの宿泊施設に泊まり放題できるサービスです。いろいろな場所で暮らすように滞在できるので、旅先テレワークで利用する人も多いサービスです。今はさまざまな会社が参入していますが、ここでは代表的な2つのサブスク宿泊サービスを紹介します。

• Hafh(ハフ)
  https://www.hafh.com
• ホステルライフ
  https://hostellife.jp

「Hafh(ハフ)」は独立系の宿泊施設だけでなくプリンスホテルやハイアットなどの大手チェーンも参加するなど幅広い選択肢が特徴で、「ホステルライフ」はホステルに特化しています。
旅先テレワークの誘致を考えている宿泊事業者は、まずはサブスク宿泊サービスに登録してみることが、取り組みやすく、マーケティングの第一歩にもなると言えます。

空き家や別荘を活用したサブスク宿泊も

既存の宿泊施設だけでなく、一定の月額を払えば、全国の空き家や別荘などの民家に泊まり放題というサブスク宿泊サービスもあります。代表的なのが「ADDress(アドレス)」で、対象となる民家は、寝具や家具、調理用具や洗濯機など生活に必要なものが整い、光熱費は月額に含まれています。

• ADDress(アドレス)
  https://address.love

Wi-Fiなどの通信環境が整備されていれば、旅先テレワークにも利用されやすいと考えられます。該当する物件があれば、こうしたサービスに登録するのも旅先テレワーク誘致の第一歩になると言えます。

今後はホテルやホステルに続き、旅館もサブスク宿泊に参加するケースが増えることが予想されます。