カリブ海に浮かぶグレナダ、リモートワーカー誘致に向けて法整備の動き
カリブ海に浮かぶグレナダが、外国人によるワーケーション誘致のための法整備に向けて動き始めています。
この法案は、グラナダ国外で雇用されている外国人が、グレナダに滞在しながらのリモートワークを可能とするもので、これから6月にグレナダ議会上院で審議される予定。
対象者は、国外から10万東カリブドル(約400万円)以上の収入があり、経済的に自立している外国籍の個人で、家族の同行も可能となる見込み。新たな法律にもとづいて就労を許可されれば、1年以上の滞在が認められるとしています。
【詳細】Jamaica Observer「Grenada approves legislation on remote employment」
このようなワーケーション誘致は、パンデミックで深刻なダメージを受けた観光依存国の再建のための戦略の一環として、一部の観光地ではトレンドとなっており、同じくカリブ海に浮かぶアルバやバルバトスでは、すでにワーケーション関連ビザが提供されています。
【参照】トラベルボイス「ワーケーションの海外動向調査2021」各国のワーケーション(リモートワーク)関連ビザ発行状況(2021年1月時点)