環境省、国立公園・温泉地等でのワーケーション促進事業372件を採択
環境省は5月17日、2020年度補正予算を活用した国立公園・温泉地等での滞在型ツアー・ワーケーション推進事業で、事業者や団体、自治体などの取り組み、372件を採択しました。
これは、国立・国定公園や国民保養温泉地での滞在型ツアーやワーケーションの推進を通じて、コロナ拡大により減退した公園・温泉地利用と地域経済の再活性化を目的とし、2021年3月5日から4月5日に公募されたもの。
採択の内訳は、「アドベンチャーツーリズム」あるいは「サステナブルツーリズム」に係る国立・国定公園での滞在型ツアー推進事業が265件。国立・国定公園及び国民保養温泉地のキャンプ場、旅館、ホテル等でのワーケーションの実施に係る事業が78件、国立・国定公園・国民保養温泉地のキャンプ場、旅館、ホテルなどでのワーケーションのための環境整備事業が29件となっています。
テストマーケティングやファムツアーの実施、設備やスペースの整備などにかかる経費の一部を国が補助するもので、採択された事業は、2022年2月中旬までに事業を実施することが求められています。