熊本県北部の村営キャンプ場、集中豪雨被害乗り越えワーケーション誘致目指す、ふるさと納税のクラウドファンディング活用で

 熊本県北部の村営キャンプ場、集中豪雨被害乗り越えワーケーション誘致目指す、ふるさと納税のクラウドファンディング活用で

熊本県産山村 ふるさと納税プロジェクトページより

2020年7月に九州を襲った集中豪雨で、甚大な被害を受けた熊本県北部の産山村(うぶやまむら)が、村営キャンプ村の再建にふるさと納税の「クラウドファンディング」を使い、キャンプ場を整備・ワーケーションの誘致を目指しています。

産山村が運営する「ヒゴタイ公園キャンプ村」は、大分県境に近い九重(くじゅう)山麓に位置し、牧草地に囲まれた公園は夏から秋にかけて咲くヒゴタイの花でも人気の公園。

1989年にキャンプ場がオープンし、多くの県外客を集めてきましたが、来場者は1999年をピークに減っていき、近年ではその老朽化が課題になっていたといいます。熊本豪雨ではキャンプ場内を流れる川が氾濫し、ロッジの浸水や、橋の損壊などの被害があり、現在、復旧とともに、新たにアップグレードしたキャンプ場に再建することを目指しています。

予算が限られる村では、再建のアイディアとして、ふるさと納税を使ったクラウドファンディングを2021年12月31日まで実施中。目標額は890万円で、集まった資金で、ワーケーションに対応するWi-Fiの整備、ソロキャンパー専用のサイト、キャンプ場内のトレイルラン・トレッキングコースの再整備などをおこないたいとしています。

詳細:ふるさとチョイス「信号機もコンビニもない村の初挑戦!コロナ禍でも楽しめる絶景キャンプ場を作りたい【熊本豪雨からの創造的復興支援プロジェクト】」

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