長野がワーケーションの聖地に-「2021年ヒット予測ランキング」より
日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2021年ヒット予測ランキング」で、「長野でテレワーク」が9位に選ばれました。日本各地でワーケーションが芽吹き、多拠点生活が加速する中、「聖地」として注目を集めているのが長野県。特に白馬村について言及しています。
「聖地」となりそうな理由としてWi-Fiや電源を備えたワークスペースが続々と登場していること、特に山や森といった自然環境を利用した「絶景テレワーク」が可能なことを挙げています。絶景テレワークの拠点例としては下記の通り。
- 「ゴンドラリフトで通勤」も叶う、標高1289mの白馬岩岳山頂に位置するテラス施設「HAKUBA MOUTAIN HARBOR」
- 開業したばかりの「森のオフィス」
- アウトドアブランドのスノーピークが手掛ける複合型商業施設「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」
- 白馬村が協力するコワーキングスペース・ミーティングスペース「白馬ノルウェービレッジ」
- 古民家を利用した宿泊施設「白馬 旅籠丸八」
冬期需要が大きい白馬は、閑散期にリーズナブルな長期滞在型ワーケーションプランを作りやすのが特徴です。
一方、法⼈向けの定番になりそうな場所としては軽井沢を挙げています。その理由は軽井沢プリンスホテルにオープンした「プリンスリゾートMICE軽井沢」など、大人数での会合を前提としたミーティングスペースが充実していること。同ホテルでは、3泊以上の連泊で4割程度宿泊費を割引するといった法⼈向けのリゾートワーケーション事業も開始しています。
なお、⽩⾺、軽井沢では、⻑野県の「信州連泊エンジョイプラン」制度が使えます。これは、3泊以上する場合に1泊3000円を割引できるものです。