旅先テレワークによって得られる3つのメリット

ワーケーションの行き先はどのように選べばいいでしょうか?一人や家族連れなど旅行パターンによって適した滞在先の選び方、趣味を中心にした選び方など、3つのポイントを紹介します。

一人、家族連れなど旅行形態で目的地を選ぶ

ワーケーションは一人で行うイメージが強いですが、いろいろな旅行パターンが可能です。休暇の間に仕事をする分、長めの休暇が取りやすくなるので家族旅行でのワーケーションや、夫婦やカップルでのワーケーションもあり得るでしょう。また、開発合宿や集中ミーティングを目的とした、同僚同士の小グループによるワーケーションなども考えられます。
旅行パターンの違いによって、適した行き先も異なります。一人でホテルの客室で仕事をしたい場合は、通信環境はもちろんですが、眺望や広さなど客室の快適性も重要です(狭くて眺望が悪いと、自宅以上の閉塞感を感じてしまう可能性も・・)。
子連れ家族旅行の場合は、滞在先や近所に託児サービスや子どもが喜ぶアクティビティがあるか、小グループのワーケーションであれば、会議に適した小会議室やコワーケーションスペースが滞在先や近くにあるかといったことがチェックポイントになります。

趣味ややりたいことをポイントに選ぶ

仕事をメインに考えるのではなく、釣り、ダイビング、ハイキング、ビーチヨガなど、趣味や旅先でしたいことをメインに、ワーケーションの行き先を選ぶ方法もあります。
この場合はまず、やりたいアクティビティを決め、近くのワーケーションができる滞在施設やコワーキングスペースなどを探すことになります。滞在先はホテルや旅館だけでなく、一棟貸しの民家や別荘なども候補に入れると、選択の幅が広がります。

ワーケーションに力を入れている地域から選ぶ

ワーケーションは宿泊場所だけでなくコワーキングスペースや近隣の飲食店、滞在が長くなればスーパーやコインランドリー、子連れ旅行なら託児サービスなど、地域の生活関連施設との関わりが大きくなります。一つ一つの情報について調べるのは、かなり手間がかかります。
近年は、地域としてワーケーションに取り組んでいる事例がいくつも出てきています。先進地域としては和歌山県や長野県などがあり、どちらの県もワーケーション利用者向けの情報サイトを作り、関連情報をまとめて発信しています。

利用者にとっては情報収集しやすい上、こうした地域は事業者が受け入れに前向きなので、利用者にとっては快く受け入れられるという安心感があります。ワーケーションへの取り組みに関する各地域の最新情報はこのサイトでも随時発信しているので、チェックしてみてください。