調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
高速バスWILLER、春運期間の訪日中国人の予約が前年比11倍に、人気は高ランク座席、若年層が6割超え
春節および春運期間における訪日中国人旅行客の高速バス「WILLER EXPRESS」の予約は2024年同時期と比べると約11倍に増加。全体の約8割が「関東/関西線」で、前年比では14倍の増加している。
京都市内ホテル平均客室単価、2024年は過去最高の2万195円に、稼働率は78.5%、利益確保へ価格重視の傾向
2024年の京都市内主要ホテル(107軒~115軒)の客室稼働率は78.5%となり、前年の73.4%を5.1ポイント上回った。2024年12月は2019年同月比4.8ポイント増の80.9%。2024年の平均客室単価は過去最高の2万195円に。
テレワーク実施率が15%で過去最低に、自宅勤務の制度を「利用できない」が59%
日本生産性本部は、第16回目となる「働く人の意識調査」の結果を発表。テレワークの実施率は前回2024年7月調査(16.3%)から14.6%に微減し、過去最低に。自宅勤務を「実施したくない」は63.1%に。
2025年に訪れるべき旅行先10選をAMEXトラベルが発表、日本から「日光」が選出、京都と富士山の要素を融合と評価
アメリカン・エキスプレス・トラベルは、ミレニアル世代とZ世代が2025年に訪れるべき旅行先10選「2025トレンディング・デスティネーションズ」を発表。日本から「日光」が選出された。このほか、オーストラリアのブリスベン、フランスのブルターニュなど。
JTB総合研究所と東急リバブルが業務提携、ホテル市場の調査サービスを開始へ、オーナーや開発会社らを顧客に
JTB総合研究所と東急リバブルが、ホテルマーケット調査で業務提携を締結。ホテル開発や売買を検討する法人やオーナーに対し、事業計画のエビデンスとして活用できる調査・レポートを作成。
国際線航空券を一番割安に予約できるのは5月、混雑避けるなら1月、予約は出発18日~24日前が最もお得
エクスペディアは、「2025年の旅行節約術」を発表。エコノミークラスで旅行する場合、一番お得に旅行できるのは5月。混雑を避けて旅行をするのに最適な月は1月。出発日の18日~24日前に予約すると最大で9%お得になるという。
桜の開花予想2025、全国的に例年より早め、東京で3月21日にスタート、京都・嵐山は3月28日
ウェザーニューズ社は、「第二回桜開花予想」を発表。全国的に例年より早い傾向に。開花スタートは3月21日の東京で、、4月下旬に北海道に桜前線が上陸する見込み。
三井住友カード、2024年訪日客のクレカ利用動向を分析、決済額は2019年比1.5倍、宿泊・飲食がけん引、中国以外のシェア高まる
三井住友カードが、同社のキャッシュレスデータをもとに訪日客の決済金額の規模や増減率を分析。2024年1~11月のクレカ決済額は、2019年同期比50.4%増、前年同期比55.3%増と、訪日客数の増加以上の伸び。
2025年の米国人クルーズ旅行者は1900万人と予想、3年連続で過去最多か、供給量も2019年比34%増に
北米で旅行サービスを提供しているAAAは、2025年の米国クルーズ旅行者数は約1900万人になるとの予測を明らかに。3年連続で過去最多を更新の見込み。クルーズの供給量も2019年比で34%上回ると予想。
HIS、雇用調整助成金の不適切受給で62億円を自主返還、子会社は不正受給で1.3億円、再発防止策が「機能しなかった」
エイチ・アイ・エス(HIS)は、雇用調整助成金の不適切受給で約62億円を自主返還。また、連結子会社ナンバーワントラベル渋谷は不正受給と判断。違約金を含む約1.3億円を返還する。矢田社長は会見で、謝罪するとともに、その背景や今後の取り組みを説明した。
デロイトが国内テクノロジー企業の「成長ランキング50」を発表、観光関連では宿泊AIスピーカーのTradFit社、家賃宿泊のUnito社がランクイン
デロイト トーマツは、日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業を対象にした成長率のランキング「Technology Fast 50 2024 Japan」を発表。トップは、女性の健康課題に取り組む「mederi(メデリ)」で成長率は10596.7%。
2024年フランスへのインバウンド旅行者数が1億人に、世界一位を維持、一方で支出額ではスペインを下回る
フランスの2024年のインバウンド旅行者が1億人に達し、世界一の座を維持。しかし、支出額ではスペインの1260億ユーロ(約20.4兆円)を下回る710億ユーロ(約11.5兆円)どまり。
今年の旧正月のアジア旅行者、トレンドは長期滞在、日本では北海道の雪景色、温泉が人気
トリップ・ドットコムは、2025年の旧正月期間におけるアジア旅行者の傾向や人気の旅行先に関する最新トレンドを明らかに。より長い滞在、深みのある体験、従来とは異なる新しい旅行先がトレンドに。日本では高松が前年比262%。
2024年の世界の海外旅行者数は14億人、前年比11%増、パンデミック前の水準に回復、2025年は3〜5%の成長見込み
UNツーリズムによると、2024年の世界の海外旅行者数が前年比11%増の約14億人に。2019年比では0.1%減。国際観光収入は、2019年比4%増の1.6兆ドル(約250兆円)。2025年については、前年比で3~5%増加すると予測している。
安全な航空会社ランキング2025、首位はニュージーランド航空、ANAは6位、JALは19位、LCC部門ではジップエアが初ランクイン
AirlineRatings.comは、2025年の安全な航空会社ランキングを発表。フルサービス航空会社のトップはニュージーランド航空。2位のカンタス航空との差はわずか1.50ポイント。ANAが6位、JALは19位。LCCではZIPAIRが23位に。
国内大手旅行43社の総取扱額、2024年11月は2019年比で20%減、パッケージは国内・海外とも大幅減続く
国内の主要旅行業43社・グループの2024年11月の総取扱額は3505億5229万円で2019年同月比では20.3%減。パッケージツアー取扱額は2019年同月比38.2%減、取扱人数が同36.1%減。国内・海外とも大幅な減少が続いている。
ウェルネスツーリズムの最新動向を取材した、注目すべき3つのテーマから、Z世代の強い関心まで
アジア太平洋旅行協会が「ウェルネスツーリズムにおけるアジア太平洋地域の可能性」をテーマとしたウェビナーを開催。最新の調査結果をもとに、観光市場の動向と同地域の成長見通しを示した。
健康志向が加速する中国・東南アジア、栄養ラベルやブランド背景の説明が商品購入のカギに ―ユーロモニター調査
ユーロモニター社が発表したアジア太平洋地域の飲食業界のトレンドによると、食事に気をつかう人が増加し、便利でリーズナブルな健康食品、栄養ラベル表示の重要性が高まっている。
2024年インバウンド消費額、過去最高の8兆円超え、トップは中国の1.7兆円、1人当たり支出トップは英国38万円
2024年の訪日外国人数が過去最多になったことを受けて、訪日外国人旅行消費額も過去最高の8兆1395億円に。トップが中国で1兆7335億円。1人当たり旅行支出で最も高かったのは英国で38万3000円。
【図解】訪日外国人数、2024年は年間3600万人超え、過去最多の2019年を約500万人上回る(直近10年の推移グラフ付き)
2024年の訪日外国人旅行者数(推計値)は3600万人で過去最高。コロナ前の2019年比15.6%増。12月単月でも、単月の過去最多となる340万人超に。