Yahoo!JAPANは、インターネット宿泊予約事業で宿泊施設と直接契約するビジネスモデルを開始し、宿泊予約事業者を介さない直販ビジネスに踏み切る。これにあわせ宿泊施設のシステム利用料を無料に決定。2014年2月26日に、宿泊施設を対象に新戦略に基づく掲載プランの受付を開始し、今夏をめどに新生「Yahoo!トラベル」としてサービスを開始する予定だ。
Yahoo!JAPANでは「eコマース革命」として、昨年10月にはYahoo!ショッピング、ヤフオク!のストア出店料の無料化を発表。また、売り手とユーザー双方の利便性を向上させる「予約革命」として「Yahoo!予約」でサービス利用料を無料にした飲食店の予約サービスも開始しており、その波を国内宿泊領域にも起こす方針だ。
直販ビジネスの参入により、宿泊施設担当の営業人員も増やす予定。また、新生Yahoo!トラベルでも、宿泊予約事業者から提供を受けた宿泊施設情報の掲載も従来通り、継続する。「売り手ファースト」「ユーザーファースト」により日本一使われるサイトを目指しており、ユーザーには5%以上のTポイントの付与を決定。高還元率の実現で、圧倒的な集客力の強化に繋げる。このほか、Yahoo!トラベルからの外部リンクを開放する。