ゴールデンウィークの国内旅行、人気ランキング1位は東京、航空利用の長距離が人気

日本旅行業協会(JATA)が会員会社を対象に3月上旬に実施した、2014年のゴールデンウィーク(GW)の人気方面調査で、国内旅行の人気方面1位は東京ディズニーランドを含む「東京」となった。2位には東京に僅差で「沖縄」、3位には「北海道」がランクイン。今年は国内旅行としては遠出のできる4日間のまとまった休日期間があることから航空機を利用する長距離方面が人気で、例えば大手パッケージツアーの集客状況は、沖縄は9.7%増、九州は10.3%増で推移しているという(詳細ランキングは最下段に掲載)。

このランキングは日本旅行業協会(JATA)の会員会社351社・366名の営業、企業、カウンター担当者に実施したアンケート調査をまとめたもの。数値は、国内の募集型企画旅行を実施している旅行会社6社のパッケージツアー予約状況について、人員ベースで前年同期(3月上旬)比数値をもとに取りまとめた。

このほか、今年はあべのハルカスの開業やNHK大河ドラマ軍師官兵衛の放映、USJのアトラクション人気などで、関西圏も上昇。京阪神方面の予約状況(人員ベース)は12.8%増と2ケタ増となっている。

また、昨年の人気が今年も継続傾向にあり、例えば、遷宮効果の伊勢神宮、出雲大社は今年も人気で、山陰・山陽方面は25.2%増と前年をさらに上回った。東北方面もNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」効果が持続。桜や三陸鉄道の全盛開通などと合わせ、注目が高いという。


【2014年ゴールデンウィーク 国内旅行人気ランキング】

  1. 東京(含むTDR); 東京都心のホテル、TDRなどGWも人気
  2. 沖縄: まとまった休日期間(4日間)から、遠出のできる北海道、沖縄が増加傾向
  3. 北海道
  4. 九州: 「ななつ星」によるメディアへの露出が拡大
  5. 京都: 年間を通して一定の人気

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