日本政府観光局(JNTO)によると、2014年9月の訪日外国人の人数(訪日外客数:推計値)は前年同月比 26.8%増の109万9000 万人となった。9 月単月として過去最高だった2013年9月(86万7000人)を23万2000人上回った。また、訪日外国人が100万人を超えたのは2014 年3月から7カ月連続。1月から9月の累計は、前年同期比26.0%増で973万7000人となった。
市場別で首位となったのは中国。9月は前年比57.6%増の24万6100人、1~9月の累計では同79.8%増の178万8600人と好調が続いている。韓国は、3 カ月連続で前年同月を上回る32.3%増の21万7700人。1~9月の累計でも前年比2.7%のプラスに転じた。
また、1 月~9 月の累計で首位となっているのは台湾。前年比27%増で212万900人と、200 万人の大台を突破している。各市場の詳細は以下の通り。
JNTOでは、好調の理由として継続的な訪日プロモーションのほか、航空便の新規就航や増便による航空座席供給量の増加、大型クルーズ船の寄港などが訪日旅行者数の増加に寄与したとしている。
(トラベルボイス編集部)