サービス連合によると、旅行会社や旅行業務関連の観光系会社(組合)のうち、2014年の冬のボーナス(支給月数)が昨年よりも増加したのは9組合、減少したのは10組合となった。集計対象は、サービス連合が取りまとめた「2014秋闘要求内容・回答・合意一覧」(2014年12月20日現在)の「観光航空貨物業」のうち、2014年の冬の一時金の妥結状況を公表した観光系会社の49組合。
冬のボーナスの支給月数が最も多かったのは、ケイラインロジスティックス(ケイライントラベル)の2.42カ月。次いでトヨタツーリストの2.3カ月、阪急トラベルサポートや阪急交通社、JTBメディアリテーリング、郵船トラベル、テック航空サービス、近畿日本ツーリスト中国四国、近畿日本ツーリスト商事の2.0カ月だった。
夏のボーナスやその他をあわせた年間の一時金支給月数では、JTB中国四国が5.35カ月と最多。次いでJTB首都圏地域首都圏支部(5.2カ月)、JTB北海道(5.1カ月)などJTBグループの組合8社が5カ月以上となり、上位を占めた。冬の一時金の平均支給月数は1.3カ月、年間では2.9カ月だった。
【2014年・冬期一時金支給月数ランキング・トップ10】
【2014年・年間一時金支給月数ランキング・トップ10】