成田国際空港は2015年(1月〜12月)の運用実績を発表した。それによると、旅客数は国際線外国人旅客数と国内線旅客数が大幅に増えたことから、前年比5%増の3732 万8213人となり過去最高を記録。開港以来はじめて3700万人を超えた。
このうち、国際線外国人旅客数は同23%増の1249万9430人と2年連続で最高値を更新。また、LCCによる新規開設や増便が続いたことから、国内線旅客数も同13%増の672万743人となり、はじめて600万人を超え、6年連続で最高値を更新した。
このほか、総発着回数は同1%増の23万2182回と4年連続で過去最高。そのうち、国際線発着回数は、台湾や香港などアジア路線の新規開設や増便が相次いだことから、同2%増の18万984回となり、2007年以来の過去最高となった。国内線旅客便発着回数も同1%増の4万9658回となり、14年連続で最高値を更新した。