ユニークなスペースを貸し借りするマッチングサイト「スペースマーケット」は、2016年春から民泊事業を開始することを発表した。増加する訪日外国人の利用も見込み、英語版サイトもオープンする。
スペースマーケットではこれまで、お寺や古民家、映画館などのユニークな場所のレンタルスペースを扱っており、パーティや結婚式、経営会議などいわゆるMICEでの利用事例が多い。民泊事業は、従来のサービスのブランドの延長として、宿泊を伴う施設レンタルのサービスの位置づけで行なう。
スペースマーケットによると、2014年4月のサービス開始以降の取扱数は4500以上、前年比350%増で伸びている。この好調な推移に加え、民泊に関する法的整備や地方自治体の規制緩和をビジネスチャンスと捉えた。すでに登録済みの宿泊可能な施設をはじめ、ユニークな宿泊ができるサービスを掲載していく。また、地方への広がりも見据え、地方自治体とも積極的な連携を図っていく方針だ。
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