ウィラー、日本初の「投資型鉄道ファンド」を新設、鉄道ファンや起業家にアイディア募集

ウィラーコーポレーションは投資会社umari capital(ウマリ・キャピタル)と共同で、京都・丹後鉄道を中心とする日本初の投資型鉄道ファンド「丹鉄ファンド」を設立した。

起業家や鉄道ファンより、グループ会社のウィラートレインが運営する京都丹後鉄道に関するアイデアを募集。採用案件に投資することで、沿線の地方創生を目指すもの。

鉄道ビジネスに関与する人的ネットワークを広げることにも重きを置き、沿線地域の魅力や価値を周知する機会につなげる。さらにこの取り組みを全国で展開し、日本全体での認知度向上や沿線住民の地元愛の醸成にもつなげていく。

なお、ウィラーコーポレーションでは2016年5月から、今回の取り組みに合わせた「鉄道ビジネススクール」を開催する。全国の鉄道ファンや起業家を対象に、座学とフィールドワークを交えて丹後鉄道の歴史や沿線の魅力・特徴を学習。地域ビジネスやコミュニティビジネスをテーマとするカリキュラムも含める。

ビジネススクールは、1クールが約3か月(全8回)。料金は3万円、定員は20名程度の予定。

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