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瀬戸内国際芸術祭2025、今年は新たに3エリア追加、5月末に開館する「直島新美術館」も会場に、「海の復権」をテーマに

世界のツーリズムからも注目されている「瀬戸内国際芸術祭2025」が2025年4月18日に開幕する。国内外から約100万人が訪れる3年に1度の現代アートの祭典で、今回は新たに、志度・津田、引田、宇多津の3エリアが加わり、春・夏・秋の3シーズンに分かれて107日間にかけて季節ごとに瀬戸内の魅力を発信する。

開催エリアは瀬戸内の島々と沿岸部の全17エリア。直島では5月31日に開館予定の「直島新美術館」も会場となる。参加アーティストは216組、254作品、20イベントを予定している。

同芸術祭は、「海の復権」をテーマに掲げ、美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内が地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指している。アートを道しるべに島々をめぐりながら、アーティストや地域住民、ボランティアサポーターと交流しながら、地域のさまざまな魅力に出会うスタイルが共感を呼んでいる。