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郵船クルーズ、今年就航「飛鳥III」の秋以降全23コースを発表、クリスマスクルーズは大阪や名古屋からも

郵船クルーズは、2025年7月20日に就航する「飛鳥III」(5万2200トン、乗客数744人)のスケジュール(2025年10月から2026年1月まで)全23コースを発表した。全23コースは、2025年5月16日から販売を開始する。

郵船クルーズにとって飛鳥IIIは、初代・飛鳥から34年ぶりに就航する新造船。就航後は、飛鳥II(5万440トン、乗客数872人)とあわせ、同社として初の2隻体制で運航する。これにより同社のキャパシティは、一気に約2倍の821室、1616人に拡大する。

発表されたコースのうち、10月21日から11月1日の「秋の日本一周クルーズ」では、横浜から東北、北海道、日本海側の秋田、境港、瀬戸内海を周遊し、日本各地の名勝を探訪する。

初めてとなるクリスマスクルーズは全8本を設定。横浜に加えて、大阪や名古屋からも出稿するコースも設定した。

2025年12月26日~2026年1月4日にかけては、横浜から「 ニューイヤー グアム・サイパンクルーズ」を運航。また、来年1月5日~10日にかけては、「新春の瀬戸内 広島・熊野クルーズ」として、横浜から広島、瀬戸内海クルージング、新宮を巡る。

「飛鳥III」は、2025年7月20日に横浜から出港する「Maiden Voyage 函館・小樽」を皮切りに、オープニングクルーズとして横浜、神戸、博多を起点に17本のスケジュールを発表しており、すでに4月3日より販売を開始している。