長岡花火大会、2014年は観覧席を4万人拡大、全席指定に

長岡まつり協議会事務局は、花火観賞の観覧席を4万人分拡大することを発表した。これは、国の信濃川堤防工事で広がった信濃川右岸の河川敷を活用して観覧席を増やすもので、これにより全体の観覧席は昨年の22万人から約2割増の26万人となる。
増加した4万人分の内訳は、有料席が3万人分、無料席が1万人分で、これにより有料席は、昨年の4万人から7万人に。これまで入手困難だった有料席の入手をしやすくした。また、ニーズの多い団体での観覧用にマス席を設定した。
一方、安全確保の対策として場所取りのための待機列や、開放直後の会場へのなだれ込みなど危険性が指摘されてきた有料自由席を全廃。有料席を全席指定席化する。拡大する信濃川右岸河川敷エリアは、十分に通路を確保するなど安全を最優先に考え、3万人としたという。
新潟県長岡市の長岡まつり大花火大会は、長岡空襲の慰霊と復興、平和への祈りを込めて、毎年8月2日、3日に開催。2014年の長岡まつり大花火大会は、土・日の休日開催となるため、観客数は過去最大を記録した昨年の96万人をさらに大きく上回ることが予想されている。市民向け先行販売は4月10日(木)~5月13日(火)、一般販売は6月3日(火)~12日(木)。いずれも申し込み後抽選。

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