伊豆長岡温泉・三養荘「本館」が国の登録有形文化財に登録

プリンスホテルが運営する伊豆長岡温泉三養荘の「本館」が国の登録有形文化財に登録された。今回登録されたのは「本館」の玄関・茶室棟、客間棟、中央棟、居間・書斎棟、御幸の間、待合、露地門。

三養荘は、旧三菱財閥三代目社長岩崎久彌別邸として1929年に竣工し、1936年頃に敷地拡張、増築工事を経て戦後西武グループの所有となり1947年に15室の旅館「三養荘」として営業開始した。旧岩崎家別邸から別荘として造営後88年間、旅館として70年間にわたって利用されながら、繊細な数寄屋建築を維持・管理し、現在も旅館として営業を続けている。

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