沖縄・与那国島がNTTドコモと連携協定、ICT活用で地域活性化、VR映像など配信で観光客誘致など

NTTドコモは2017年12月6日、沖縄・与那国町とICT活用を通じた地域活性化に関する連携協定を締結した。情報通信インフラを充実することでICT活用環境を充実。離島特有の地理的特性による人材不足や人口減少、経済面での不利な競争条件といった課題解決を目指すもの。離島における新たな地方創生モデルの構築もおこなう考え。

具体的には、「ICT利活用検討ワーキング」を発足し、ドコモが実績をもつ農業・畜産・水産産業活性化などに取り組むほか、自然災害対策や高齢者福祉、離島医療に向けた取り組みを推進。与那国島にしかない美しい自然や景観をVR(仮想現実)技術や高精細映像を通して島外に配信して観光誘客にもつなげる。また、与那国市と姉妹都市の関係にある台湾花蓮市との国境を超えた行政間交流の推進や、若い世代の人材育成も検討していく。

連携協定締結期間は2017年12月6日から2020年12月5日までの3年間。ワーキングの実施期間は2018年3月31日まで。

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