日本旅行、MaaS事業を本格化へ、推進本部設立へプロジェクトチーム設置

日本旅行はMaaSの取り組みを強化し、2020年1月に「MaaS事業推進本部」を設立する。これに向け、10月1日付で営業企画本部内に、MaaS事業推進本部設立準備チーム(プロジェクトチーム)を設置した。

日本旅行では中期経営計画「VALUE UP 2020」の中核分野で、地方創生事業の強化に取り組んでいるところ。地方の活性化に置いて、MaaSは重要なテーマと位置付けており、各地の実証実験に積極的に参画し、MaaSを活用したシームレスで利便性の高い社会実現を目指していく方針だ。

すでに日本旅行では、JR西日本が実施主体として10月からスタートする観光型MaaS「Setowa」の実証実験にも参画。MaaSの取り組みをスタートさせている。

今後は準備チームで、JR西日本が10月1日に創設するMaaS推進部をはじめ(JR各社含む)、各カンファレンス参画企業などと連携を進めると同時に、MaaSオペレーティング業務の事業化の検討や各自治体、エリアDMO、関係企業との実証実験の企画提案と事業化を推進する。また、社内でも地方創生推進本部と連携を強め、現地視察ツアーの企画・運営や、社内でのMaaSに関する共有推進を行なうとしている。

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