宮城県、旅行会社に被災地観光で配慮の協力要請

宮城県は、東日本大震災の被災地での観光について、一部において被災地住民の感情に配慮しない行動をとる姿が見受けられることから、旅行業協会(JATA)に対して被災地を訪れる際の留意事項を伝えるともに、加盟事業者を通じた観光客への周知について協力を呼びかけた。宮城県が理解を求めた留意事項は以下のとおり。

  • 住民の方々への配慮 (飲酒、大声、大騒ぎ、騒音、タバコ・ゴミ捨て、態度、言葉など)
  • 被災建物の記録撮影は被災者感情に配慮すること。
  • お線香や献花などは決まった献花場に。
  • 被災地ではトイレが不足しており、事前に済ませること。
  • 被災した建物や立ち入り禁止のエリアに許可なく立ち入らない。
  • 火気の取り扱いについては、十分にご注意。
  • 被災地では復興作業者・作業車両の邪魔にならないように。
  • 自家用車の駐停車は、他の車両の通行を妨げないように決められた場所へ。
  • 復興関連の大型車が多く往来する場所や、道路の舗装状態が良くない地域など運転等には十分注意を。
  • 被災地へ行く際は事前に避難経路、交通事情などの確認を。

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