エールフランス航空、パイロット組合がストライキ開始、日本路線でも欠航多数

エールフランス航空(AF)のパイロット組合によるストライキが始まった。2014年9月15日から22日までの自社運航便が対象で、一部フライトの欠航が決定。現在決定しているフライト以外の運航状況については、出発時間の24時間前までに公開される予定で、すでに予約をもつ旅客にはSMSやEメールで連絡をするという。

今後の見通しについて、同社はストライキが実施される48時間までには、ストライキを実施するパイロットの正確な人数を事前に把握できるとしている。また、同社LCCのHOPやKLMオランダ航空(KL)、デルタ航空(DL)など他社運行によるエールフランス便は通常通り運航予定。

ストライキの影響による予約変更については、9月15日から9月22日のエールフランスの運航便を利用予定の旅客の予約変更は以下条件で受けるとしている。

  • 2014年9月14日、9月23日から9月30日のフライトに変更する場合は、購入時の航空券と同じキャビンクラスへ無料で変更。
  • 2014年9月30日以降の旅程変更、出発地または目的地の変更、旅行中止の場合は、エールフランス航空とKLMオランダ航空便で利用できるクーポン(1年間有効)を発行。

また、予約のフライトがキャンセルまたは5時間以上遅延した場合は、手数料を除く航空券の全額の払戻しを行う。この場合は、9月30日までに手続きが必要。

なお、2014年9月16日現在、日本路線での欠航は9月15日がパリ発の成田・羽田・関空着の3便。16日が往復7便、17日が6便、18日が日本発の2便で合計18便。詳細なフライトについてはリンク先へ。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…