海外旅行や食事・イベント情報提供サイト「トラベルズー(Travelzoo)」を運営するトラベルズー・ジャパンは、ドイツ人2000名が選んだ「一度は訪れてほしい本場ドイツのクリスマスマーケット トップ5」を発表した。それによるともっとも人気があるのは、世界で一番有名といわれる「ニュルンベルクのクリスマスマーケット」。毎年200万人以上の人が訪れ、中世の雰囲気を味わいながら楽しむことができるものだ。 *右図はニュルンベルクのマーケット光景
「クリスマスマーケット」とは、ドイツをはじめヨーロッパ各地で開催されるクリスマスイベントで、本場ドイツでは毎年2500以上ものマーケットが開かれ、ホットワイン(グリューワイン)やシュトレン(ケーキ)のほかクリスマス関連グッズや雑貨を扱う露店が多数立ち並ぶ。ドイツ人が薦める人気のクリスマスマーケット・トップ5は以下のとおり。
1. ニュルンベルクのクリスマスマーケット(31 %)
毎年200万人以上が訪れる、世界一有名なクリスマスマーケット。中世の雰囲気を持つ中央広場ではソーセージやホットワインなどが味わえるほか、ハンス・ザックス広場とカタリーネン僧院の星の家には「子ども市」としてメリーゴーランドや観覧車なども登場。
2. ドレスデンのシュトリーツェルマルクト(23%)
1434年に始まった歴史あるマーケット。高さ14メートルのクリスマスピラミッドのほか、お菓子の家やメルヘンの家などファンタジーな催し物を複数提供。クリスマス前にはツヴィンガー宮殿からシュトリーツェルマルクトまで巨大なシュトレンを運ぶイベントも。
3. ミュンヘンのマリエン広場のマーケット(16%)
14世紀から続くマリエン広場のマーケット。見どころ・聴きどころは2500個の電飾付きの巨大クリスマスツリーやコーラス隊による音楽など。また、イエスキリスト誕生の様子を再現する模型(クリッペ)にちなんだマーケットはドイツでも最大規模。
4. ハンブルク市庁舎前の歴史的マーケット(14%)
ハンブルクは「美しいマーケット」として人気。なかでも市庁舎前広場がもっとも美しいとされており、ロンカリ・サーカス団が提供するお菓子や雑貨、ホットワインなどの露店は世代を問わず楽しめる。市内ではマーケット以外にクラシックコンサートやオペラなどの公演も多数。
5. ライプチヒのクリスマスマーケット(13%)
15世紀半ばから続くマーケットで、歴史ある雰囲気を楽しめるのが特徴。規模はドイツでも最大級で、メイン会場となるマルクト広場ではクリスマスツリーやさまざまなものを扱う屋台がたち並ぶ。