2015年11月11日、三菱航空機と三菱重工が進める、日本初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の初飛行が名古屋空港で行われた。国産旅客機の開発プロジェクトは約半世紀ぶりとなる。
初飛行の成功に、国内外の航空ファンだけでなく、航空業界も歓声に沸いた。
同日8:30から行われたネットライブ中継の視聴数は310万件以上におよんだ(2015年11月11日17:00現在)。
また、国内航空業界も興奮の様子をSNSなどを通じて配信。全日空(NH)は特設ページ「夢のMRJが、初飛行!」を開設してエールを送ると同時に、当日はフェイスブックを通じて様子を配信。日本航空(JL)も多くの美しい写真をとともに多くのファンにMRJ初飛行の様子を伝えた。
また、同日、国土交通大臣・石井啓一氏は、MRJの初飛行についての談話を発表。「両社とともに国土交通省としてもプロジェクトの成功を目指し全力で取り組んでいる。三菱航空機においては、今後、飛行試験や地上試験等を確実に実施し、安全で快適な飛行機を開発して欲しいと考えている。国土交通省としては、引き続きMRJに対する安全性審査を適切かつ円滑に進めていく。」とコメントしている。
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