スマートグラスと震災データ活用で被災地観光、次世代型の観光・防災ソリューションの実証実験へ

アプリ開発やサイトデザインを行なうディー・エム・ピーと東北大学災害科学国際研究所は、スマートグラスなどのウェアラブルデバイスと震災アーカイブデータを活用した被災地観光・防災教育ツアーを開催する。

ディー・エム・ピーでは、東北大学災害科学研究所のシナリオ監修と震災アーカイブデータの提供を受け、ウェアラブルデバイスやタブレットなど様々なデバイスを活用した震災記憶の疑似体験や防災シミュレーションコンテンツの開発を進めているところ。2015年にも両者で被災地観光ツアーを実施しており、今回のツアーはそれをベースに次世代型の観光・防災・減災教育ツアーの事業開発を目指す実証実験でもある。

今回はソニーの提供を受け、ARグラスは「SmartEyeglass『SED-E1』」を、タブレットは「XperiaTM Z4 Tablet」を使用。参加者は誘導係の先導で被災地を回り、ARグラスとタブレット端末には誘導員が適宜、震災発生当時の映像や写真、証言記録の音声を流す。震災前後の風景をARで確認したり、津波の高さなど震災を疑似体験し、地域の防災力向上と防災意識の啓蒙に繋げるものとする。

募集人員は25名(先着順)。詳細はディー・エム・ピーのホームページへ。



みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…