東京メトロと東日本旅客鉄道(JR東日本)の2社がこのほど、旅客鉄道輸送サービス部門の「東京2020 オフィシャルパートナー」に決定した。
東京メトロは、1964年の東京オリンピック開催時に日比谷線の全線開業を経験したほか、一貫して首都・東京の都市機能を支えてきた。また、JR東日本は東日本地域全体を対象に、輸送サービスの提供に加えて地域活性化にも貢献している。
今回の決定にあたり東京メトロでは、国内外の利用者が快適に楽しく過ごせるよう、「東京の案内役」「東京圏の交通ネットワークのつなぎ役」を務めていきたいとコメント。JR東日本も「今回の取り組みが 2020 年以降も持続的な効果をもたらすレガシーとなるよう努めていきたい」としている。
東京メトロの契約概要は以下のとおり。
【契約概要】
- 契約プログラム:東京2020スポンサーシッププログラム
- 契約内容:オフィシャルパートナー(旅客鉄道輸送サービス)
- 呼称やマークなどを使用し、オリンピック・パラリンピックムーブメントの盛り上げや、日本代表選手の支援、東京 2020 大会の成功に貢献
- 契約期間: 2016年6月7日~2020年12月31日
- 対象:
- 大会
- 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
- 東京2020パラリンピック競技大会
- 日本代表選手団
- 第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)
- リオデジャネイロ2016パラリンピック競技大会
- 第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)
- 平昌2018パラリンピック冬季競技大会
- 第3回ユースオリンピック競技大会(2018/ブエノスアイレス)
- 第3回ユースオリンピック冬季競技大会(2020/ローザンヌ)
- 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
- 東京2020パラリンピック競技大会
- 大会
- 領域:日本国内
なお、2020東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーとして、航空部門ではJALとANAが、旅行部門ではKNT-CTホールディングス、ジェイティービー、東武トップツアーズの3社が決定。本来、 東京2020 スポンサーシップは「一業種一社」を原則としているが、 IOCと協議のうえ、鉄道部門も2社体制で臨むこととなった。