ジャストシステムは「スマートフォンとライフスタイルに関する調査結果」として、スマートフォン利用後の生活の変化を発表した。調査対象者はスマートフォンを所有する10~50代の男女552名。
これによると、視聴時間が減ったメディアの種類は「雑誌」(50.6%)、「テレビ」(48.5%)、「新聞」(40.2%)の順。ただし、「パソコンを利用する時間」(52.3%)はこれらを上回る割合で減っている。年代別では「テレビ」の割合が多かったのは10代(59.2%)、「雑誌」と「パソコン」を上げたのは50代(67.6%、57.1%)が最も多かったという。
また、「電話で宿泊などの予約をする機会が減った」というのは43.8%。「旅行代理店などの店舗で相談する機会が減った」も29.1%と約3割の回答があった。「紙のチケットを利用する機会が減った」(31.0%)も見られる。
旅行に限らず、「リアル店舗でのショッピングが減った」は31.3%となったが、「増えた」(15.3%)の回答もあった。10代に限ると「リアル店舗でのショッピング機会が増えた」(33.1%)が「減った」(17.5%)を上回る結果になった。
このほか、「銀行の窓口に行かなくなった」(23.6%)との回答もあった。年代別で見ると50代(30.5%)、30代(29.4%)、40代(24.3%)の順で、シニア世代にもネット利用がモバイルによるネット利用が進んでいることが伺える。