日本航空は日本アイ・ビー・エム(日本IBM)の人工知能(AI)を活用し、赤ちゃん連れのハワイ旅行に関する疑問に自動回答するサービス「JALバーチャルアシスタントサービス『マカナちゃん』」を開始する。
赤ちゃん向けの空港や機内でのサービスからハワイでの離乳食の入手方法など、これまでコールセンターやJALホームページなどで提供していた情報を、パソコンやスマートフォンを通して24時間、簡単に質問できるようにしたもの。
IBM Watonの自然言語の分類と対応技術で、大量の情報を学習し、適切な回答を行なえるようにした。このため、JALのコールセンターでの対応履歴や蓄積してきた旅行関連情報に加え、約1万人のJALと日本IBM社員から集めた想定質問もあわせて学習した。これをもとに、今後の学習では利用者とのチャットの対話内容で、応答の精度を高めていく方針だ。
同サービスの実施期間は2015年12月5日~2017年1月10日まで。
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