世界各国の航空連合スカイチームは、世界各地の空港で、「スカイチーム」ブランドの新ラウンジ展開を拡大している。ラウンジ滞在中に利用できるテクノロジー関連サービスの拡充に力を入れ、ネット接続環境などを重視する次世代層の利用客を囲い込みたい考え。今年末には、北米で初、世界全体では7カ所目となる新ラウンジをバンクーバー国際空港でオープンする。
スカイチームには現在、航空会社20社が加盟、このうちデルタ航空(DL)など9社がバンクーバーに乗り入れている。バンクーバーの新しいスカイチーム・ラウンジは、ファースト、ビジネス、エリートプラスの座席利用客が対象。これまでに北京、ドバイ、香港、イスタンブール、ロンドン(ヒースロー空港)、シドニーの各空港で同ラウンジをオープンしている。
スカイチームのペリー・カンタルッティ最高経営責任者(CEO)は、「航空アライアンスが主体となって運営する空港ラウンジの数は、我々が最多。加盟各社間のシナジー効果が期待できる」とコメントしている。
なお、スカイチームのウェブサイトでは、すでに開設している6空港のスカイチーム・ラウンジの様子を閲覧可能。また、紹介動画のほか、加盟航空会社が提供する世界中のラウンジを検索できる「ラウンジ・ファインダー」機能も提供している。
Welcome to the SkyTeam Lounges(Youtube:約1分20秒)
https://youtu.be/BHXDuugBWyc