九州観光推進機構が発表した2017年3月の九州の外国人入国者数(確定値)によると、総入国者数は前年比25.0%増の36万288人で3月として過去最高となった。そのうち、クルーズによる観光上陸(14条特例上陸)の入国者数は約3割にあたる10万5009人で22ヵ月連続で5万人超えで継続した。
また、1月から3月までの累計は前年比31.2%増の111万166人で、そのうち約3割を占める31万7486人がクルーズによる上陸。年初から3ヵ月間での累計100万人超えは過去最短だ。
国別にみると、2017年3月の入国者数1位は韓国で前年比46.6%増の16.5万人。次いで台湾が7.5%減の3.0万人、中国が4.7%増の2.0万人、香港が3.3%減の1.8万人。韓国からの入国が大幅増となったのが特徴だ。なお、国・地域別の数字ではクルーズによる観光上陸は含めていない。
なお、2017年4月の速報値では、外国人入国者総数が前年比64.8%増の27万9723名となり、単月として過去最高となる見込みという。