2018年5月7日付けサイパン現地報道によると、ラルフD.L.G.トレス知事がスカイマークとの会合に出席し、今年の冬季スケジュールをめどに日本からサイパンへの直行便を開設する計画について協議したことを明らかにした。
デルタ航空が5月6日付けで成田/マリアナ線を運休したことで、現在、サイパンへの直行便は空白地帯となっている。同路線はデルタ航空の前身、ノースウエスト航空が1989年に乗り入れて以来、約30年間、運航されていた。
トレス知事は「数か月前にスカイマーク・エアラインズ幹部と会い、今年下期に日本からサイパンへの直行便を就航する計画について話し合った。スカイマークが冬季スケジュールを視野に、路線評価に着手したことを歓迎している。マリアナ政府観光局(MVA)や港湾局など、担当当局もすでにスカイマーク側と会い、全力でのサポートを伝えた。正式な発表は、スカイマーク側の判断が決まってからになるだろう」と説明している。
なお、マリアナ政府観光局によると、今夏は日本から、複数のチャーター便が運航が決定。7月に名古屋/サイパン便をチェジュ航空が計画しているほか、8月にはアシアナ航空およびジンエアーが成田/サイパン便のチャーター便を運航する予定だ。