JTBと大阪の道頓堀商店会は、2018年6月1日、アミューズメント施設「中座くいだおれビル」内に食とエンターテインメントの情報発信拠点「道頓堀スクエア」を開設する。昨年締結した「エリアマネジメント分野の連携に関する協定」に基づく取り組み。
新施設では、カフェ併設のインフォメーションセンター「TONBORI BASE Cafe&Info」とエンターテインメント劇場「道頓堀ZAZA」を運営。国内外の旅行者に向け、エンターテイメント情報の発信とライブ公演を提供する。
「TONBORI BASE Cafe&Info」では、今回開発したデジタル情報パネル「トンボリグラフィー」を通じ、道頓堀の歴史や知識、飲食店情報などを提供。午後9時以降のナイトタイムに関する情報発信もおこなう。ここではタッチパネル式の券売機やオンライン端末でのチケット購入も可能。カフェスペースでは、ファッションやアートなどの期間限定イベントのほか、音楽イベントやスポーツイベントのパブリックビューイングもおこなう。
一方、「道頓堀ZAZA」はお笑いライブなどをおこなう2つの劇場「ZAZA HOUSE」「ZAZA POCKET' S」に加え、新たに「ZAZA Box」を開業して「フードミュージカル GOTTA」を上演。たこ焼きや串カツなど、大阪の「食」に関するキャラクターや、歌舞伎、和楽器、レビューなど様々な要素を取り混ぜた新感覚のライブステージを展開する。
また、JTBは「道頓堀エンタメ満喫クーポン」を販売。「GOTTA」観劇券と商店街のおもてなし券を組み合わせ、エリア内の回遊を狙う。教育旅行や団体向けには、「GOTTA」観劇に加えて若手芸人の案内付きでの散策や、商店会の街づくりに関する講演をセットにした団体旅行商品「地恵のたび」を設定する。