国土交通省は2019年4月19日、今年のゴールデンウィーク期間の公共交通機関の予約状況をとりまとめた。各種主要機関からのヒアリングに基づくもの。
分野別の状況は以下のとおり。
鉄道分野: JR各社の新幹線は下り方面を中心に4月27日(土)と28日(日)がピークで予約率が70%を超える路線も。上り方面は5月3日(金)から5日(日)の予約率が高め。ただし、他の交通機関と比較するとまだ空きが多く、連休後半の予約率は60%を下回る状況だ。
航空分野:国内線は連休前半の下り方面で予約率9割以上となる航空会社が多い状況。後半の上り方面では9割を超える会社もある一方で、空きもみられる。国際線は、前半の日本出発便と連休後半の日本到着便で予約率9割以上が多い。
旅客船分野:内航定期旅客船は連休前半に9割以上の予約率がみられる一方、後半は8割を下回る航路も。外航定期旅客船(福岡/釜山線)は、連休前半の福岡発便と連休後半の福岡着便で予約率が高い状況。
自動車分野:そのほか、主要空港に向かうバスや観光地に向かう貸切バスなどは、まだ予約が取りやすい状況。主要空港周辺のレンタカーについては、連休の半ばに予約が集中。新千歳空港や福岡空港等の周辺では非常に混雑している状況だ。
詳細情報は以下の資料で参照可能。なお、国交省では最新の予約状況や道路の渋滞予測について、各機関のウェブサイトで確認してほしいとしている。
国土交通省「即位日等休日法の施行に伴う大型連休中の主な公共交通機関の予約状況について」(PDFファイル)