外務省、全世界への不要不急の渡航中止を要請、海外危険情報レベル2を発出、欧州3カ国は感染症危険情報をレベル3に引き上げ

外務省は2020年3月25日、全世界に対して海外危険情報レベル2「不要不急の渡航は止めてください」を発出した。世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大にともない、国境閉鎖や外出禁止令など邦人旅行者に対する行動制限や航空便の突然の減便や運航停止(各渡航先のみならず経由先の場合を含む)による影響が発生していることから、これまでのレベル1「十分注意してください」から危険情報レベルを引き上げた。

全世界を対象にレベル2を発出するのはこれが初めて。

また、感染症の発生状況に応じて発出する感染症危険情報については、4段階のうち、アイルランド、スウェーデン、ポルトガルに対してレベル3「渡航は止めてください」に引き上げたほか、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、イスラエル、カタール、バーレンに対してはレベル2「不要不急の渡航は止めてください」に引き上げた。

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