ニュージーランド政府、感染者数急増の中で帰国者の隔離措置を終了、外国人観光客の入国はまだ先に

ニュージーランド政府は、2022年3月2日から、ワクチン接種を完了した入国者にも課していた1週間の隔離措置を終了する。しかし、観光客の入国はまだ認められていないため、この措置はまずニュージーランド人の帰国のみに適用される。

帰国者が隔離措置を免除されるためには、出発前と到着後の検査で陰性であることが条件となる。

観光客の入国はまだ認められていないものの、今回の変更について同国の観光業界は歓迎の意を示している。ニュージーランドのインバウンド市場は、外貨のおよそ20%を稼いでいたが、コロナでそれが完全に消失した。

ジャシンダ・アーダーン首相は2月28日の会見で、外国人観光客の受け入れについて、オーストラリアからは今年7月、他の国からは今年10月の予定だが、それよりも早まるだろうとの見解を示した。

ニュージーランドでもオミクロン株の感染拡大は続いており、現在1日の感染者数は、10日前の2000人から約1万5000人に急増している。

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