トリプラ、宿泊施設向け予約エンジンに「多通貨決済」導入、32カ国の外貨に対応、公式サイトの直接予約を促す

宿泊施設向けITソリューションを提供するtripla(トリプラ)はこのほど、宿泊予約エンジン「tripla Book」で多通貨決済の提供を開始した。「tripla Book」は宿泊施設の自社公式サイト向け宿泊予約エンジン。32カ国の外貨によるクレジットカード事前決済を導入し、自社予約サイト上への外貨表示と外貨決済に対応する。OTAが多通貨決済に対応しているのと同様に自社公式サイトでも対応することで、宿泊施設の直接予約をうながす。

これにより、外国人旅行者が公式サイトで予約する際に自国の通貨でクレジットカード決済ができるようになる。現地通貨で宿泊費の表示ができるため為替換算を考慮する必要がなくなり、離脱防止につながる。また、外貨での決済が可能となるため、海外発行クレジットカードの決済エラーによる取りこぼしが少なくなり、自社予約数の増加が期待できる。

なお、多通貨決済の導入について、宿泊し悦は新たな設定をする必要はなく、自動的に導入が可能。顧客のIPアドレスに沿った通貨を自動的に表示し、設定画面で通貨変更することもできる。

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