地球の歩き方、通訳ガイドの表彰制度を創設、8名の受賞者を決定

地球の歩き方総合研究所はこのほど、通訳ガイドを表彰する「Guide of the Year 2024」受章者を発表した。このアワードは、日本にガイド文化が根付く土台づくりになることを目指して今年創設されたもの。訪日外国人を顧客とする通訳ガイドの存在とその活躍、貢献を広く周知することで、ガイドという職業の人気拡大にも期待する。 ※写真(右)は受賞者の白石実果氏

「地球の歩き方総合研究所」ホームページ内で募集し、専門家の意見も踏まえて審査を進めた。受賞者は以下のとおり。

Guide of the Year 2024 受賞者一覧(順不同)

Guide of the Year

  • 工藤まや氏:2005年度全国通訳案内士試験合格。2006年7月より英語ガイドとして本格的に活動。王族からセレブリティまで各国富裕層の案内経験が豊富。
  • 白石実果氏:M&Company共同代表/全国通訳案内士。日本各地のガイドトレーニング研修講師のほか、インバウンド受け入れ体制作りのアドバイザーとしても活動。
  • 馬上千恵氏:北海道アドベンチャートラベルガイド(スルーガイド)・全国通訳案内士・森林インストラクターなど。2008年より全国通訳案内士として活動。全国のガイド養成講座や英語接客セミナーなどで講師も務めている。

Special Award(特別賞)

  • 青崎涼子氏:全国通訳案内士、日本山岳ガイド協会(JMGA)登録の登山ガイド、アドベンチャー旅行コンサルタント。2014年3月に全国通訳案内士資格を取得し、ロングツアー(登山、ハイキング、古道)とFIT(個人旅行)ハイキングを中心に活動。
  • 原田勉氏:2018年3月から全国通訳案内士として活動開始。国際臨床医学会認定・医療通訳士の資格も持つ。ファムトリップ、インセンティブツアー、企業・工場の視察旅行も得意分野。
  • 福田誠氏:2013年3月より全国通訳案内士として活動開始。現在、長期ツアー、日帰りツアー、FIT(個人旅行)など、日本中をガイドしている。
  • 安井久美氏:外務省在外公館派遣員として在シンガポール日本大使館で勤務後、2009年8月より全国通訳案内士として活動。現在は日本在住。翻訳者としても活躍。

Jury’s Award(審査員特別賞)

  • ジョー岡田氏:全国通訳案内士として、外国人観光ガイド歴60年以上。日本では現役最高年齢という95歳の全国通訳案内士。2011年、京都市から「京都おもてなし大使」に委嘱。

来年度「Guide of the Year 2025」の募集は、2024年6月中旬頃発表予定。

「Guide of the Year 2024」特設ページ

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