阪急阪神ホールディングスグループは、2013年12月21日から、訪日旅行客対象の無料公衆無線LANサービス「HANKYU-HANSHIN WELCOME Wi-Fi」を開始する。提供する場所は、阪急電鉄全87駅と沿線施設全9軒。
阪急阪神ホールディングスによると、鉄道事業者グループが訪日客向けに全駅で無料W-Fiを提供するのは初めてのこと。対象は、該当駅や施設を訪問した訪日客全員で、1日限り、1回15分以内の利用を1日3回まで利用可能とする。
ただし、訪日客向けのフリー乗車券「HANKYU TOURIST PASS」、「HANSHIN TOURIST PASS」や「阪急・阪神 六甲山おでかけセット」の利用客は、回数制限なしで3日間利用可能とする。
なお、阪急阪神ホールディングスでは都市交通事業のみならず、旅行事業やホテル事業等の成長戦略として、アジアを中心とする訪日旅行客を重要顧客とし、インバウンド施策を強化している。