東京では、4月17日に観光業界セミナー、18日にメディアイベントの2回に分けて開催。メディアイベントでは、アラスカシーフード親善大使でもある国際ソムリエ協会会長の田崎真也氏(写真右)が特別ゲストとして、自らのアラスカでの釣り体験なども披露した。ひれ魚の養殖がなくすべてが天然というアラスカのシーフードは、サーモンやハリバット(オヒョウ)など魚の種類や大きさごとに、漁獲量制限するなどサステナブルな取り組みを行っている。
田崎氏は「アクティビティの釣りにおいても、魚の持ち帰りについてはアラスカ在住者1人につき1匹、またオスで120センチメートル以下に限るなどと決められている。それだけに豊かな海が保たれていて、初心者でも釣り果が楽しめる」と、アラスカでのフィッシングの魅力を語った。
また、アラスカ州政府観光局のモーラ・デューガン氏は、アラスカのエリアや季節ごとの観光をプレゼンテーション。同局のジェシー・カール・ストローム氏は「観光とシーフードなどそのほかの産業などを合わせてのプレゼンテーションで、より深くアラスカを知っていただくよい機会になった」と語った。観光の中でも大きな要素といえる食を通じて、魅力が体感しやすいセミナーとなった。
文/小野アムスデン道子