ニールセンが発表した、スマートフォン利用状況分析レポート「ニールセン・スマートフォン・アナリティクス」(2014年2月)の分析結果によると、カメラやSNS、音楽・動画、地図・位置情報の主な機能・サービスの利用状況は、いずれも金曜日~週末の利用者数が最も多い結果となった。
このうち、SNSは1週間を通してほぼ横ばいだが、特に金曜日の利用が最多。金曜日は昼12時台に一度山となり、ピークは夜19時台。平日も同様だが朝は少なく、ピークは22時台と遅くなる。また、土曜日は朝9時台から増えて、夜21時台にピークとなり、日中でも利用者が多い。
さらに利用者を25歳~44歳の女性の社会人と同年齢の子どもを持つ母親で、一日のピークを比較。女性社会人は20時~21時台が利用のピークとなるのに対し、子どもを持つ母親は夕方16時台と22時台がピークとなった。
ニールセンでは多くの企業がSNSを活用している現状で、ターゲット層に効率よくリーチできる曜日や時間帯を把握することで、さらに生活者とのエンゲージメントを高めることが可能となるとしている。