スキー・スノボ予約トレンド、伸び率トップは長野（志賀高原・湯田中・渋）67％増、カギはファミリー向けサービス　－楽天トラベル予約実績から

楽天トラベルは、スキー・スノーボード旅行の予約実績（2014年12月1日～2015年2月28日の予約人泊数）で見た、伸び率ランキングを発表した。人気宿泊先は前年比で4割～6割増と大きく伸びており、トップ5のうち長野県・北信濃エリアから3エリアがランクインしている。

雪質に加えて、ファミリー向けの施設・サービス、温泉・観光地が充実しているのが人気の理由。特に1位の志賀高原・湯田中・渋エリアは家族連れの予約が19.2％増と好調に推移している。楽天トラベルによると、小学生以下のリフト代を無料にする「スキー子供の日」の設定や「志賀高原3エリアキッズパーク」などの子ども向け設備の充実により、ファミリー層の獲得に繋がった。また、湯田中・渋などの周辺に人気の温泉エリアがあり、地獄谷野猿公苑の「スノーモンキー」など、冬ならでは観光スポットも魅力付けになっている。

また、3位の水上・猿ヶ京・沼田（群馬県）は約8割が家族連れで、特に水上温泉周辺のスキー場では雪遊び広場や親子で楽しめるウィンターアクティビティが充実。ファミリーの人気が高い。さらに付近のスキー場では「ゲレコン」「ゲレ食」などの新しい取り組みも行なわれている。

このほか4位の留寿都・ニセコ・倶知安（北海道）は、スキー業界のオスカーといわれる「ワールド・スキー・アワード」の国内4部門を獲得しており、世界的にも注目が高い。また、カップル比率が3割以上と、全国平均の約3倍高いのも特徴で、周辺の15の温泉地や混浴露天風呂など、湯めぐりが楽しめるのもポイントだという。

発表された予約実績伸び率トップ5は以下の通り。

【楽天トラベル　2014年スキー・スノボ旅行　宿泊先伸び率ランキング　トップ5】

• 第1位　志賀高原・湯田中・渋（長野県）／＋67.6%
• 第2位　斑尾・黒姫・飯綱・戸隠（長野県）／＋58.4%
• 第3位　水上・猿ヶ京・沼田（群馬県）／＋41.7%
• 第4位　ルスツ・ニセコ・倶知安（北海道）／＋13.5%
• 第5位　野沢温泉・木島平・戸狩（長野県）／＋5.4%

楽天トラベル「2014年スキー＆スノボ旅行注目エリアランキング」
http://travel.rakuten.co.jp/ranking/special/ski/