KNT-CT、2014年12月の総取扱額は5.8％減、通年ではほぼ前年同に

KNT-CTホールディングスの2014年12月の取扱実績は、国内旅行が前年比2.1％減の255億2469万円、海外旅行が11.8％減の111億6425万円、外国人旅行が13.9％減の11億1196万円と全部門で前年を下回り、総取扱額は5.8％減の390億7799万円となった。

国内旅行は学生団体が10.8％増の45億8324万円と2ケタ増となったが、一般団体が16.6％減の27億1762万円と振るわず、団体旅行合計で1.3％減の73億円86万円とマイナス推移。企画旅行はクラブツーリズム国内が0.7％増の70億6030万円と微増となったが、メイトは9.5％減の64億29万円と減少し、企画旅行でも4.4％減となった。

海外旅行は、一般団体が昨年、複数の大型受注をした反動で17.8％減の15億384万円と大きく減少。学生団体も2.2％減の20億8761万円となり、団体旅行は9.7％減の35億9145万円と減少した。企画旅行は、選択と集中を進めるホリデイが38.0％減の15億3821万円と減少し、クラブツーリズム海外も8.8％減の28億4981万円で前年を下回った。個人旅行は5.3％増の31億8000万円と海外旅行分野で唯一、前年を上回った。

2014年1月～12月の累計では、総取扱額は前年比0.2％減の5201億6034万円でほぼ前年と同じ推移となった。国内旅行は、団体が4.9％増の890億3875万円と企画旅行の微減分をカバーし、国内合計で0.6％増の3333億1335万円と微増で着地。海外旅行は団体は一般団体、学生団体ともプラスで3.6％増の411億2706万円となったが、企画旅行がホリデイの販売数の縮小の影響で、11.2％減の815億93万円と2ケタ減となった。外国人旅行は24.6％増の119億5231万円だった。